私のMacBookは、ケースなしで使い続けるうちに傷だらけになってしまいました。
なぜでしょうか？
それは、市場にあふれる安価なウレタンケースや、レザー製品に魅力を感じなかったからです。

MacBookのケースは、「ただ傷や衝撃からから守る」ためのものでいいのでしょうか？

毎日持ち歩き、私たちの創造性にとって最も身近なアイテムであるMacBookとそのケースは、私たちの美意識と価値観を映し出すものであるべきではないでしょうか？


そんな思いから、SATORI KYOTOはワークスペースを美しく飾り、持ち主の個性を表現する『世界で最も芸術的なMacBookスリーブ』を作り出すことを目指しました。

『世界で最も美しいMacBookスリーブ』を創り出す過程で、私たちは京都で織られる伝統的なテキスタイル、西陣織に着目しました。

西陣織はその精緻な技術と最高級の品質から、日本で最高級の工芸品と称されています。

伝統的に高価な着物や帯に使用されてきた西陣織は、日本の美意識と技術の一つの到達点です。

この卓越した素材と技術から生まれた最高級の西陣織でMacBookを包み、日常に持ち込んでみたい。

そんな直感から、プロジェクトはスタートしました。

試作を重ねる中で、私たちは100年以上の歴史を持つ川端有限会社と出会いました。

1923年(大正12年)に京都西陣に創業した川端有限会社は織物の一本のシルクにまでこだわりを持ち、伝統と進化の融合に情熱を注いできました。

川端有限会社の西陣織は、大変高価な帯や着物に姿を変え、多くの百貨店や高級着物店に並んでいます。
伝統的でありつつも現代的なデザインの西陣織りをひと目見て、私たちは衝撃を受けました。

この西陣織こそ私たちが探し求めてきた、MacBookのシンプルな美しさにフィットし、『世界で最も美しいMacBookスリーブ』にふさわしい素材だったのです。

帯に使われる西陣織は、常に耐久性が求められます。

川端有限会社は太い糸と高密度の織り技術を駆使して、シルクの繊細さに耐摩耗性を兼ね備えた西陣織を職人が一本一本生産しています。

この技術力と徹底的な品質管理によって生み出されれた西陣織から、MacBookスリーブが求める耐久性をクリアした生地だけを厳選しています。

最高級の西陣織を扱うため、着物職人である長澤かおり氏とデザイン・生産のパートナーシップを結んでいます。

30年以上にわたり卓越した着物製作の技術を磨いてきた長澤氏の協力のもと、一年以上を費やして試作を繰り返しました。

そしてついに、西陣織の美しさを最大限に活かす、シンプルかつ洗練されたデザインが実現しました。

SATORI KYOTOのMacBookスリーブは、熟練の職人の手によって一つ一つ丁寧に手作りして生産されています。

裏地に使用しているのも、もちろん西陣織のシルク。

川端有限会社が100年にわたり追求してきた「黒」へのこだわりが、細部の美を格上げしています。

最高級のシルクの手触り、深い美しさをMacBookを取り出すたびに味わうことができます。

SATORI KYOTOのMacBookスリーブは、ただのケースではありません。

それは、伝統工芸の粋を集めた現代の工芸品であり、着物の素材と技術を次世代に運ぶ方舟です。

私たちはこのスリーブが毎日のワークスペースを飾り、あなたの創造性や挑戦、美意識といった個性を象徴するものとなることを目指しています。